10/21(水)とあるクラスに入って…ではなく、授業をしてみれば…㉘
- 公開日
- 2026/10/21
- 更新日
- 2026/10/21
お知らせ
今回は「とあるクラスに入ってみれば…」ではなく、「とあるクラスで授業をしてみれば…」ということで、撮影者が担当している3年生社会科の様子を紹介します。
国会、内閣に続いて裁判所の学習が終わったところで、模擬裁判劇を実施しています。題材は「三匹の子豚」。内容は「子豚は誤って狼を死なせてしまったのか、それとも計画的に事故死に見せかけたのか」というものです。
裁判官、検察官、被告人など、8人分の役割を用意し、事前に渡したシナリオに沿って劇を進めていきます。
検察官「『お前を食べてやる』と狼が言っていたのは、冗談のつもりだったのではありませんか?」 証言者:子豚B「そんなことあるわけがない!(怒)」
弁護人「お母さん、あなたは実際には子豚の家に行っていないのではありませんか?」 証言者:狼の母「いいえ!確かに子豚がにやにやしていたのを見ました!」
被告人:子豚A「誰がなんと言おうと、僕はやっていない!」
など、迫真の演技でやり取りが続きました。「秋霜烈日」を体現する検察官役の追及がヒートアップしすぎて、裁判長が「静粛に!」と叫ぶ場面がありました(ピコピコハンマーを叩きながら)。途中で、本来はいないはずの登場人物「娘」を湯豆腐に閉じ込めてしまうこともありました(おそらく「狼」を「むすめ」と読み間違ったもの)。色々なアクシデント&アドリブを交えながら、結審しました。
最後は、「有罪か無罪か、有罪なら量刑はどうするか」などを、見ていた一般生徒(裁判員)が投票で決定し、振り返りを行って終わりです。
実はこのシナリオは、ある大学の先生と話し合いながら作ったもので、内容は堅く、大真面目なものです。しかし、演じる8人の演技が迫真(不審?)だったためか、笑いの連続で楽しい1時間になりました。
判決は来週の社会の時間に下されます。果たしてどのような結論になるのか、皆さん楽しみにしていてください。
裁判員制度が導入されてから17年が経ちました。今回、模擬裁判を行った3年生も、いつか本当に、裁判員として刑事事件の裁判に参加することがあるかもしれません。人の人生を左右する裁判に携わる意義や重み、公正な司法の重要性。そんなことを理解してくれたら、模擬裁判をした意味があると思います。